映像

CMなど広告業界の闇 肌補正という行為は騙すということにならないのか?

挨拶のバリエーションがなくなってきた、どうも、なー(@naih_molkoh128)です。

 

普段自分はCMや写真などで広告を扱っている立場にいます。

この業界に入って5年位を経て、未だによくわからない作業があります。

 

それは

 

肌補正

 

という行為。

 

映像という媒体でもスチル(写真)という媒体でもタレントが出ているものだと、ほぼ必ず行われるのが肌補正。

予算や制作規模によって違いますが、みんなが知ってるような有名女優などの場合はほぼ100%やっています。

今回はこの肌補正という行為についてやってる側からしても疑問に思うことがあったので記事にしてみました。

 

 ★目次★

 

 

CMの過程

他にも色々と媒体がありますが、一番オーソドックスなCMというカテゴリで見ていきたいと思います。

CMの完パケ(完成原版)になるまでの過程として

  1. 打ち合わせ
  2. 撮影
  3. オフライン編集
  4. オンライン編集
  5. MA

こまかくいけばもっとたくさんあるのですが、こういう過程を踏んでいきます。

肌補正というのは4番のオンライン編集というもののときにやることが多く。

 

タレントなど出演者の肌をきれいにする。

 

他にも肌補正にはならないですが、商品などのパッケージをIllustratorのパッケージに張り替える。という行為もします。

 

パッケージが見にくいからや、タレント事務所からの要望だったりと肌補正の理由はいろいろあって、女性から男性までやります。

 

正直キレイな人がよりきれいになるならまだいいとして、おばちゃんを修正するのはよくわからないし、不毛だなーっておもいながらやっています。

 

作業的にも、肌補正があるために作業がものすごく時間がかかったり

下手したらイラレのデータに差し替える前提でパッケージなんか適当に取ってきたり。

 

電通事件で残業が叫ばれてる映像業界ですが正直、肌補正などがある限りホワイトな会社になることはありえないと思います。絶対に。

 

だってそれだけで1日潰れたりするんだもん。

 

朝から作業して徹夜したとしてもまる1日肌補正をするための作業をしていたりすると、それでお金をもらっているということは十分わかっていたとしてもなぜ、視聴者を騙すような行為をするのか、なぜ肌補正をして騙すような行為を一生懸命作業してるのかわからなくなることがあります。

 

CMも作業が終わって見てみたら、あれ?この子誰だっけ?ってくらい変貌を遂げてる女の子がいたとしても。

私には、それが茶番にしか見えなくてなんか複雑な気持ちになります。

 

肌補正という行為

肌補正のやり方はソフトや媒体によって違うので、おいておいて、

どれにも共通している。

【結果を加工するということ】

ここが一番引っかかっています。

 

肌補正や商品修正はある意味、景品表示法的にもNGなんじゃないかって思うくらいの大手術をやらなくちゃいけないことがあって、これっていいのかな…と不安になる子もあるくらい。

 

ほくろを消しくれ

肌をキレイにしてくれ

クマを消してくれ

 

自分のところのタレントや商品を

 

きれいに見せたい

 

っていう気持ちがあると思うんだけど、それだったら撮影の段階でしっかりとした商品を用意するべきだと思うし、お化粧でキレイにするべきだと思う。

嘘ついてんじゃねえよっていう気持ちになる。

 

映画やドラマなどは別にいいと思うんです。

だって映画やドラマはエンターテインメントで、加工されているものやフィクションのものと知った上で見に行くわけだから。

 

ドラマは肌補正をあんまりやったりしてないけど

 

CM関連など何かしらを売るために訴求する内容なのに、それを偽るっていうのはどうなの?って思う。

 

男の人ならアダルトビデオのパッケージですごく好みでレンタルとか購入したりしてPhotoshopで加工されていたり

風俗に行ったりキャバクラ行って写真指名した子が写真と全然違ったら怒るわけでしょ?

 

それと同じことを化粧品のCMなどでやってるわけで、しかも、もっと規模のでかいことを。

 

現に世の中にはPhotoshopマジックというものもあって、みんながそれを周知しているところもあるけど実際問題どうなんだろう?

 

やってる自分の思い過ごしなのかをしりたい。

 

正直、本気を出せば映像の中や写真の中で、あなたのコンプレックスを手術して取り除くこと。

絶対にできます。

 

ニキビができて一重だろうときれいになります。

 

そんなことやってていいのかどうか

 

それほど一つのCMや写真など今は加工されているものばかりです。

肌がきれいなタレントさんはいっぱいいます。

だけど何かしらやっています。

本当に肌補正をやらないでいいっていうタレントさんが0なくらい。

 

徹夜で作業して修正作業をしていると

 

「なんでこの人は自分の魅力だけで勝負しないんだろう…」

 

ってふと思ってしまうんですよね。

 

それって嘘ついてるんじゃないの?

私がこの記事を通して言いたいのは、化粧品などでもそうだけど、みんなそのタレントさんみたいにキレイになりたいからその商品を買うわけで。

 

化粧品のCMや広告においてのタレントさんの肌っていうのは、その商品をつかっている結果として視聴者の人には写るわけなのを発達した技術でそれを嘘ついていいのかどうか?ということ。

 

だって自分も女性だったらキレイだなーこんな人になりたいなーっておもって化粧品買うと思うし、男ならキムタクがでてるからあのCMの商品がほしい。とかだってあるわけで、芸能人っていうのはそれほど影響力があるのにそれを嘘で塗り固めてもいいものなのだろうか。

 

だって、古い人なら、あいのりや電波少年など。

最近ならテラスハウスとかモニタリングとか

ヤラセなのかヤラセじゃないのかとか

 

ヤラセだったら、炎上問題になったりするのに

肌をキレイにするっていうことについてはなにも触れてる記事など見たことがない。

 

痩せますっていう雑誌の裏についてるような怪しい広告って

 

太ってる状態 → 痩せてる状態

 

っていうのじゃなくて

 

痩せてる状態 → 太ってる状態

 

って撮影してるというのはよく聞く話で。

それを聞くとみんな詐欺だーーー

効かないのにーーーー

っていうのに、なんで

 

「透明感でぷるるん」

 

みたいなことをいってるタレントが、撮影段階では、にきびがあって肌がガサガサなのを

ニキビ消して血色良くつるつるにしてって言う行為をしているのは問題にならないんだろうか?

 

私にはほんとうに、2つの違いが全くわかりません。

 

現に最近では、よく2chのまとめで見るけど

 

「無修正の○○の現在wwww 」

 

とか見るけど。

それくらい修正してる前提で広告業界はいいのか?って思う。

分かる人はわかってると思う。

どんだけ修正してるのか

 

化粧品にでてる芸能人を使って販売してるのに

 

「あれ~効き目ない」

 

とか、お客さんに対してそれでいいわけ?

消費者を騙すようなことをしてどうなのかと思う。

 

第五条

事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号のいずれかに
該当する表示をしてはならない。
一 商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のもの
よりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似
の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも著しく優良であると
示す表示であつて、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択
を阻害するおそれがあると認められるもの

http://www.caa.go.jp/representation/pdf/141210premiums_1.pdf

 

著しく優良っていうのがどの程度なのかわからないけど、

私には該当するだろとしかおもえない。

実際にあった修正

色々とやってると驚くのが

 

・肌が汚いから肌補正をしてくれ。

・髪の毛が薄く見えるから増やしてくれ。

・ガチャ目に見えるから直してくれ。

・目の充血を取ってくれ

・ほくろを消してくれ

・下着のラインを消してくれ

etc...

 

タレント事務所もうるさいところになると何度直しても直してもOKがでない。

何を直せばいいのかわからない

などなど

 

誰とは言わないけど30歳を超えて肌ツルツルーって思っている人がいたら

その人がドラマに出てる状態を見てほしい。

 

CMではツルツルだけどドラマだとちょっと疲れてるのかなー?

 

それは血色が悪いんじゃなくて単純にそれがデフォルトです。

中には本当に体調崩してたりあるかもしれないけど…

 

まとめ 

私は作業してる側として、特に女性は肌補正されててキレイになってる広告に乗ってる商品を買いたいと思うんだろうか?

 

私は正直同じようなことを自分が憧れてるタレントがやっていたら嫌だし

美しくなかったとしても素の商品を見たいわけで。

企業としてもお金を払っている以上、一番効率的に見える状況を探るのは仕方ないとして私にはちょっとその状況が思わしく感じられない。

 

だって広告っていうのは、CMでも写真でもポスターでも

その世界の中で嘘を言わないことを信じて消費者は買うわけで。

それをバレなきゃいいだろうっていうのはどうなのかとおもいます。

 

CMが

※イメージです

※イメージ図

※イメージ

 

っていう注釈で溢れ出ているように、お客さんに見せるものが嘘ばっかりだから、ものが売れなくなるんじゃないの?なんて思ったり。

 

 

広告業界という無法地帯へ

広告業界という無法地帯へ

 

 

-映像
-, ,

© 2024 自己破産社長の再生記録