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クラブでDJしたりバーテンダーしてた時に経験した怖い話。やばい事とかヤバイ客【その3】後編

いよっすぅー、なー(@naih_molkoh128)です

 

前回の続きです。

 

 

なー 当時20歳位の私

ギャル 20歳位のギャル。結構かわいい

チンピラ たぶん30手前くらいのチンピラ。強そう。

 

前回のかんたんなまとめ。

ギャルが彼氏の薬を勝手に捨てたら追っかけられてうちのお店に逃げに来た

 

悩んだ末に

どうしたいのかを聞いてもよくわからないという。

まあそりゃそうだよね

 

怖いチンピラに追っかけられて、懸賞までかけられて。

 

ただ、実際問題ここにおいておくわけにはいかないし

かと言って先程のチンピラにチクるのもなー…

お金はほしいけど。

 

店長からの電話

悩んでいると店長からの電話が来た。

 

事情を話すと、厄介事に巻き込まれたくないから店には入れるな。

 

とのこと。

端の方で座りながら震えている女の子を尻目にお店を元々閉めようという時間になったので先輩と一緒に片付けをする。

 

一通りの片付けが済んだら先輩は

「ドンキにいくからここにいろ」

と命令され、一人でドン・キホーテに向かった。

 

あいつ一人チクってチンピラよんだりしねーだろうな…

 

疑心暗鬼になりながら待っているとギャルがぽつりぽつりと話し始めた。

 

彼氏のためと思って捨てたら思っていた以上に大事になったこと

自分の実家などもバレてるから実家等には戻れないこと

自分が荒れている時に彼氏が支えてくれたこと

 

涙をこらえながら話してるギャルに相槌をうっているとドンキに買い物に行っていた先輩が戻ってきた。

 

脱出準備完了

ドンキの黄色い袋の中にはパーティ用のウィッグや帽子、服などがはいっていて

 

「ほら」

 

とギャルに差し出した。

 

このときほど先輩を尊敬したことはなかった。

あと心のなかで疑ったことを謝った。

 

ちょっとびっくりしているギャルは目を真っ赤にしながら

ありがとう

 

 

と先輩に伝えてました。

 

逃げる先

先輩が買ってきてくれた洋服や帽子などで完全武装したギャルを連れて、今いる場所から逃げることに。

ただ、逃げるのはいいとしてもどこに逃げるかが決まっていない。

 

みんな金があるわけじゃないし、冷たいけど多少の情がでてきたとはいえ保証人になってあげるつもりもない。

 

どうしようかと悩んでいると再度の店長からの電話。

 

あのギャルはどうした?

 

との質問に先輩が変装道具などを買ってきたこと

逃げしてあげたいけど、どこにいこうかなやんでいることなどを話す。

 

黙って聞いていた店長はひとしきりこっちの話を聞き終わると

 

「オレのやってる地方のゲストハウスに管理人置きたくてよ、そこで管理してくれるなら無料で住んでもいいぞ。給料も多少出してやるよ」

 

その提案を聞いたギャルは泣きそうになりながら

 

いいの?本当にいいの?

 

と確認してました。

 

顔だけは見ておきたいから迎えに行く

 

店長の言葉を受けて3駅ほど離れた駅を指定されたので、急いで向かう。

 

駅にて

店長に指定された駅についたので連絡するとすぐにクラクションを鳴らされた。

自分に運転を変われとジェスチャーされたので運転席に回る。

 

「行き先ナビに入れといたから」

 

店長に言われたとおりにナビ通り車を運転する。

 

なにやら後ろでは、店長が色々と説明をしている

 

月の給料

雇用形態

やってもらうこと

 

車の中で契約書での手続きをしていた。

ゲストハウスに到着するとギャルは最初にお店に入ってきたときの態度とは打って変わって、満面の笑みでお礼を言って店長と中にはいっていった。

 

 

今、そのギャルは同じシャアハウスに住んでいるひとと結婚したと報告があったので、あの時チンピラに連絡しなくてよかった。

 

ってことを先日の先輩のFacebook見てて知ったのでなんか懐かしくなった。

 

ばいびー

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