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"怒る""叱る"という仕事

部下に対して怒る(叱る)行為をしたらどっと疲れてしまった、どうも、なーです。

 

あなたは後輩や部下のために怒る、叱るということをしていますか?

 

 

普段、私は仕事中にあまり感情的にならないので自分でも驚いてしまいました。

 

 

 

 

感情的にはなります、ごめんなさい。

ただ、それを理性で抑えてムッとした状態で抑えておくことが多い。

 

怒ったとしても解決する問題は少ないし、疲れるから。

 

そんな怒り慣れていない自分が怒ったということで偏頭痛はくるわ、いつもの3倍は疲れが襲って来るわで、ちょっとしんどかった。

 

そんな帰り道に自分の若い頃のことを考えてみました。

 

(そういえば、もっと怒られたよなー…)

 

思い出しても、先輩や上司に怒られて

 

「てめえ、この仕事何年やってるんだ!そんなんじゃ上に上がれねーぞ!!!」

 

みたいな怒られ方もしたなーって思い出していました。

懐かしい。

 

そんなことを考えていたら、自分に対して怒っていた先輩や上司も声を荒げて怒っているような現場を見ることも最近は全くなくったなー。

 

そういえば自分も怒ったの初めてかもしれないなー。

 

という事実に気がついて怒る、叱るということを今回は記事にしてみようと思います。

 

★この記事の目次★

 

怒る、叱るということを放棄するとき

先にも書きましたが、注意をすることはあっても怒る、叱るという場面を最近全く見なくなった私。

もちろん周りを含めても、現場全体で見ないわけですが。昔は怒鳴って怒りちらしていた先輩も今や昔の面影を全く視るようなこともなく。

 

下の子が仕事でミスしたりしてなんで怒らないんですか?

 

と質問すると、

 

響かないから。

 

怒っても反省しないから。

 

とのこと。

確かに怒るときって多大なる体力とか精神力を使います。

今回もおかげで頭痛やらなんやらで自分のほうがダメージを受けてるのではないか状態に。

 

精神的にも肉体的にもエネルギーを使う怒る方としては、怒ることに対するレスポンスが欲しいですよね。

 

また、響かないからっていう答えと共に出てくる回答も上の人らで揃っていて

 

ちょっと強く言うとすぐ辞めちゃう

 

確かに、うちの会社は常に人員が足らなくて、現場はてんてこ舞いしてます。

心のなかで

 

(それは、あんたの怒り方が度を超えてるからじゃ…)

 

と思ったことは胸にしまって、たしかに反省してないのは伝わってくる。

 

  • 何か教えてもメモをとるわけでもなく
  • 教えたことを忘れ
  • 同じミスを繰り返す

反省してたらやらないよね、同じミス。

そういうのを見てると怒っても疲れるから怒らないっていう選択枠になるのかなって感じました。

 

怒る、叱るということは期待の現れ

私も人間なのでまったく育てようとか教えようって思えない人間も職場に居ます。

そういう人間がミスしたとしても、全くもって湧いてこない怒りの感情。

何か、その子がミスをしたとしても

 

「ああ。あいつにやらせるほうが悪いですよ」

 

って言ってしまうような子。

 

大抵、育てようとか思えない人間っていうのは仕事も不真面目だったり、

やる気が伝わってこなかったり等々、ネガティブなのが伝わってくるんですよね。

 

さっきも書いたように、メモをとるわけでもなく同じミスを繰り返してるような人が居たら、

 

(ああ、こいつダメなやつだ)

 

と切り捨てる。

 

逆に少しでも気にかけていたりする後輩には同じミスをしたとしても

程度にはよりますが、大なり小なり不思議と湧いてくる怒りの感情。

 

もちろん、その怒りの感情を全部ぶつけるわけでなく、

消化した上で相手にわかるような注意をしたり、叱ったりします。

 

できる方に対して自分の体力を使おうと本能的にしてるのかなと。

体力も有限で毎日全力投球をするほど若くもない。

でも下を育てなくちゃいけない。

それなら、自分の有限な体力を使って気持ちの良い方に使おうと思う。

 

今、記事を書きながら自分の会社での行動原理が見えてきました。

 

どうせ疲れるなら。きちんとしたレスポンスが期待できる子に力を使おう

 

これがたぶん、会社での自分の潜在意識。

 

好きの反対は無関心

よく言うじゃないですか

【好きの反対は無関心】って。

今調べてたらこれ元ネタ西尾維新なの?

ちょっとびっくり。

 

話は脱線しましたが、

 

嫌いって言うよりも興味がなくなる。

なので、何をしてようがいい。

期待してないからミスをしてもする前提でしか、こちらも動かない。

 

なので怒られなくなるっていうのは好きの対極の位置にポジションが変わったんだろうなっておもう。

 

私の若い頃もよく言われました。

「怒られてるうちが花だよ」

「怒られなくなったら終わりだから」

 

あの頃は

(うるせーな、黙れ、○ね)

としか思わなかった先輩のアドバイスがよくわかった。

 

今はだめでも、できるようになって欲しい

同じミスをしないようになって欲しい

 

等々、理由は色々あるとしても相手に対して好意を抱いているからこそできる怒る、叱るということ。

 

結論

”怒る””叱る”ということは、人を育てる上で必要なことですが

やめられたら困る

体力的にキツイ

等々でなかなか最近”怒る””叱る”ということをしなくなったのではないでしょうか?

 

自分も極力”怒る””叱る”という行為はしたくないです。

だって疲れるんだもん。

 

もしこれから新入社員やアルバイトで社会に出る人が居たら

(うるせーな、つば飛ばすなよくそが)

って思いながらも

”怒る””叱る”っていうのは少しでもあなたに関心があることを覚えておいてほしいです。

 

もちろん関心がなくて情緒不安定なのかよって思うくらい怒鳴る人も居ますが…

そういうのはココロの中でずっとファックと唱えておきましょう。

 

 

 

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