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お金の奴隷解放宣言。に考える、えんとつ町のプペル無料化のこと。

キングコングの西野さんが自身の作品
えんとつ町のプペルを無料公開するといって、結構話題になっているので自分自身としても色々考えてみました。

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えんとつ町のプペル

えんとつ町のプペル

  • 作者: にしのあきひろ
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まずは西野さんの意見としては
ご本人のブログにも書いてある

情報は無料だけれど、物質は有料

という点。

賛否両論が結構あるみたいですが、実際それでAmazonの売上が上がってるからすごいと思う。

たぶん西野さんがやってるのは本屋での立ち読みと一緒のことやりたいんだろうなって感じました。
インターネットを使った立ち読み。

でも、これって消費者からしたらすごいありがたい。
自分は西野さんのファンでもないし、わざわざ本屋に行ってえんとつ町のプペルを立ち読みしようともしないから
ネットで、上がってるなら見てみようかなーってなる

これってすごいと思う

基本的にアプリでもPro版の前に広告がついてたり、機能制限がある無料版があったりして内容を確かめてから買えたりする

それと同じことを絵本ていうジャンルでやれるのがすごいと思う。

ただ

最近ってニコニコ動画とかの影響なのか
無料で当然

っていう風潮がすごく気になります。

先日、任天堂から出てきたマリオランも課金がーーーって吠える人らがいたり。

音楽も無料で聞く
テレビもドラマも無料で見る
映画も違法アップロードを見るっていうのが結構広がってたりして。
特に若い人たちの間で。

音楽もCDが一部を覗いて売れなくなったり、
DVDやBDの売上もおちてるし。

ウィキペディアでも
日本は寄付がすごく少ないと話題になったり
news.livedoor.com

閑話休題

今までのはポジティブに受け取った意見で、ネガティブに感じた意見というのもある。

全体的にクリエイターへの報酬だったりが下がったりしていて、これ以上その余波を広げたくないっていう

西野さんのブログに書いてあった

「有名作品を無料公開すると、無名な作品のクリエイターや、方々にシワ寄せがくる!」

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というクレーム(超訳)がくると西野さんがまとめていたけど、

例えば、CrowdWorks等での映像の仕事とか見ても自分ら作る側、とくにポストプロダクションとしてやる側からしたらあり得ない金額。
時給換算するとそれいくらなん…?っていう仕事がたくさんあって、ちょっと引いたって話で先日会社の先輩と盛り上がりました。
でもそれでも、そう言う仕事をやりたいっていう人達もいるし、
需要と供給ではなりたってんだなあと。

自分は会社員として映像の仕事に携わっていて、
昔、といってもそういうのはバブリーなおじさまがたの感覚での予算感で

何千万円の仕事がー

今は予算がなくなってー

ということをよく聞きます。

安くやってる人たちを責めるつもりもないし、そのレベル、クオリティでいいっていう需要が実際あるからそうゆう値段に移っているのかもしれないけど
確実に自分らにしわ寄せが来てるのは事実で。
制作費や給料が上がらないっていうのは少なからず、安くしてる人たちの影響もあるわけです。

西野さんが言うように

クリエイターさんは、「情報を無料にするな!」と叫ぶことに時間を割くのではなく、その時間を使って、情報が無料化される時代を読んで、高品質の作品を作り出すべきだと僕は思う。
自分の作品作りに時間を使うことが、自分や家族やスタッフを守ってくれる最善の策だと思う。
情報が無料化されればされるほど、作品の強度はこれまで以上に求められる。

難しい問題です。

ただ、今の世の中の若い人には
無料で当然って思わないでほしい。

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

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